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1939年 アメリカ 99分
監督 ジョン・フォード
ジョン・ウェイン、トーマス・ミッチェル、クレア・トレヴァー、ルイーズ・プラット、ジョン・キャラダイン、ドナルド・ミーク、ジョージ・バンクロフト、アンディ・ディヴァイン、バートン・チャーチル、フランシス・フォード
1880年代の西部を舞台に、様々な人物模様を乗せたまま、アリゾナからニューメキシコへと疾走する一台の駅馬車を描いたジョン・フォードの痛快西部劇。医者、商売女、酒商人、銀行頭取、大佐夫人、賭博師、保安官、御者、それにお尋ね者のリンゴオ・キッドを加えた8人の道行きを、短い場面やセンテンスに凝縮させた脚本の巧みさ。そして、クライマックス、ダイナミックかつスピーディに展開されるアパッチの襲撃シーンの凄さを語るのに、今さら付け加えるべき言葉はない。だが、当然の事ながらフォードの演出が冴え渡るのは何もアクション・シーンに限っての事ではなく、リンゴオ(ウェイン)と商売女ダラス(トレヴァー)の感情の触れ合いを始め、キャラクターの成長と変化をさりげなくも効果的に描き出している。役者陣も皆良く、中でも酔いどれ医師に扮したT・ミッチェルはアカデミー助演男優賞を受けた(オスカーは他に作・編曲部門にも与えられた)。アメリカ映画、いや全映画史に燦然と輝く娯楽映画の金字塔である。どこを切り取っても名場面、それがその証明だ。
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